金沢医療センター附属金沢看護学校は、昭和22年からの長い歴史と伝統を誇り、「豊な感性を持ち、知性と実力を身に付けた看護の専門家の育成」を教育理念に掲げ、これまで多くの優れた人材を輩出して参りました。本校の卒業生は、臨床の現場はもとより、看護教育・行政の分野においても第一線で活躍しております。
本校は、日本三名園の一つである特別名勝「兼六園」に隣接し、周囲には石川県が緑の環境保全に努めている本多の森公園があり、県立美術館をはじめ、多くの文化施設も集中する自然と文化に恵まれた勉学に励むには最適な立地条件にあると言えましょう。
教育の現場においては、金沢医療センターの医師、看護師が座学の講義においても多数参加しており、病院の雰囲気をそのまま感じながら学ぶことができます。また教員の多くは本校を含めた国立病院機構内看護学校の卒業生であり、学生の指導にも先輩としての愛情が注がれています。病院実習では同じ敷地内の金沢医療センターで急性期医療看護を、さらに医王病院などの機構内病院と連携し、政策医療看護も学べる体制が敷かれております。また人間力を磨くべく教科外活動も積極的に行われ、「自主自学の精神」を養う多くの機会が提供されています。それらの機会を通して、コミュニケーション力、忍耐力、洞察力を磨き、看護の専門家に必要な礎を築いていきます。
「医療人として社会に、人に貢献する」ことを目標とする人にとって、有意義な学生生活を送れる学校であり続けるために、職員一同「共に学び、共に成長する」ことを目標として努力していきます。皆様のご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
