皆様、金沢医療センターのホームページにようこそお越しくださいました
金沢医療センターは明治6年に創設され、国立金沢病院の時代を経て平成16年4月から独立行政法人国立病院機構金沢医療センターとして再出発いたしました。金沢市の中心街からほど近い日本三名園の一つ、特別名勝「兼六園」に隣接する加賀百万石旧前田藩家老職の奥村邸跡地に建ち、周囲には古都金沢を代表する文化施設が集中しています。
当院は、高度な診療機能を発揮し、「一歩先んじた」信頼される医療を提供するために入院治療に重点を置いた急性期病院です。約640の病床を有し、診療分野では「がん」、「循環器(血管)」、「糖尿病・内分泌」、「成育(小児)、「肝・消化器」、「腎」、「呼吸器」、「血液」、「感覚器(眼・耳鼻咽喉)」、「骨・運動器(整形)」そして「精神」など広範囲にわたる疾患に対し、安全かつ最良の医療を提供することを使命とし、国立病院機構では“高度総合医療施設”としての役割を担っています。また、同時に地域における基幹病院として地域医療に貢献することをも使命としています。
金沢医療センターの診療面での特徴をいくつかお話しましょう。その第一は特色ある部門として血管病センターとがん診療部を設置していることです。
血管病センターでは、狭心症や心筋梗塞、解離性大動脈瘤などの心臓・大血管疾患の救急医療に24時間対応しており、血管ドックや難治性不整脈に対するカテーテルアブレーションでは我が国をリードする実績を誇っています。全身の動脈を1つの臓器としてとらえ、関連する疾病の予防・治療を研究する臨床研究部や動脈硬化の原因となる高血圧、糖尿病などの診療科とも密接に連携しながら、従来の診療科別治療において等閑視されがちな多臓器の動脈硬化疾患を診療科の枠を超えて総合的に診療しています。
がん診療部は、進行がんや再発がんなどの難治性がんの治療に重点を置き、「地域がん診療連携拠点病院」として外科的治療、化学療法および放射線療法を中心とした集学的治療を行う体制を集中整備しています。また、外来治療センター(化学療法)やがん相談支援室、さらには緩和ケアーチームも整備されており、個々の患者さんに対応した最良の医療提供に日夜努力しています。
第二は、救急医療に対しては数名の当直医および各科のオンコール体制で、小児救急に対しては24時間2交代勤務体制で対応していることです。しかしながら、当院の救急外来は、原則として緊急入院治療を必要とする紹介患者さんや救急車で搬送される患者さんを対象とした二次救急であることをご理解いただき、ご協力をお願い申し上げます。
第三は、当院は「かかりつけ医」を支援する能力を備えた病院として「地域医療支援病院」の承認を得ています。当院で稼働する地域医療連携ITシステム「百万石メディねっと」を利用することにより、かかりつけ医でCTや内視鏡などの予約や検査画像や報告書、検査データーさらには紹介患者さんの電子カルテ記載内容の閲覧が可能です。患者さんを中心としてかかりつけ医の先生方との間で医療情報ネットワークを構築し、「地域完結型医療」を目指して連携強化に取り組んでいます。
最後に、日々多様化し複雑化する医療現場において、社会からは高品質で安全な医療を求められています。当院ではこの課題に答えるために、「一歩先んじた医療」を基本テーマに、「信頼される医療」と「チーム医療」の実践に努力しています。信頼される医療とは進歩に遅れない医療技術の取り込みのみならず、患者さんの目線に立った病院スタッフへの信頼感であり、チーム医療は医療の品質や安全面から極めて重要な要素であることを共通認識とし、皆様方のご期待に答えられるよう、職員一同努力する所存です。
皆様、何かお気付きのことがございましたら、ご指摘いただければ幸甚です。
平成23年4月
院長 能登 裕
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